導入事例 Case-2
わずかな隙間に「差し込む」カメラで実現する
装置内トラブルの見える化
高性能・複雑化する装置の内部は、まさにブラックボックス。ある医用品加工装置では、材料投入後、機構の奥深くの受け治具で発生する原因不明のエラーが、生産の足枷となっていました。技術者の目では確認不可能なその場所に、唯一存在したのは、わずか30mmの隙間。この「見えない」という壁が、生産性を阻害する大きな要因でした。
この絶望的な状況を打破したのが、弊社の超小型カメラ『MS-411』です。まるで内視鏡のように、30mmの隙間からカメラを「差し込み」、暗闇だった装置内部をLEDで照らし出すことに成功。これまで誰も見ることができなかった、エラー発生の決定的瞬間を動画で捉えるという、新たなアプローチを可能にしました。
鮮明な映像によってエラーの原因は即座に特定され、迅速な対策へと繋がりました。お客様からは「非常に狭く暗い場所での撮影が可能であり、本機器のおかげで問題の可視化・解決に繋がりました。ビューワーソフトも直感的で使いやすい」と、課題解決への貢献と操作性を高くご評価いただくことができました。
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